中国のインターネットカフェ|犯罪の温床となる

中国のインターネットカフェでは犯罪の温床とうなることが社会問題となっています。日本国内で摘発された中国人犯罪グループが、仲間を募る窓口として、インターネットカフェでよく利用される中国語インスタントメッセンジャーを悪用していたケースが明らかになりました。利用されたのは、中国の若者の間で一大ブームとなっているソフトQQだといいます。中国人が犯罪仲間を募るには、同じ学校の留学生やネットカフェで知り合うらしいのです。

中国のインターネットカフェが新たな犯罪の温床になっている疑いがあり、警察当局は警戒を強めているのです。ちなみにQQは登録すれば誰でも無料で利用が可能となります。相手のQQ番号を入力するとメッセージを送ることができます。リアルタイムで会話が楽しめるのです。中国のインターネットカフェのパソコンには必ずといっていいほどQQがインストールされています。いわばIMの代名詞的な存在なのです。

自分の趣味や趣向にあったテーマにアクセスしている人と、世界中から自由にチャットができるといったものですが、そこに目をつける犯罪グループが増えているというのです。実際、犯罪グループが中国人を勧誘する手段として悪用したケースが確認されました。首都圏などで計300件以上、被害総額1億円以上の空き巣や車上狙いを繰り返していました。警察当局に昨年摘発された中国人留学生を中心とする窃盗グループは仲間の大半がQQを通じて知り合っていたのです。

犯罪グループはQQの画面上で呼びかけ、チャットで犯行現場への運転役の募集や盗品処分ルートの斡旋を行っていたといいます。捜査関係者はQQについて犯罪グループ募集の新たな温床になっている可能性があると危惧しています。しかし、この中国のインターネットカフェでの犯罪の実態把握は困難だといえます。QQなどIMを利用した犯罪のグループの構築について、警察当局が警戒を強めても、実態はなかなか把握できないのが現状なのです。